アイアインワークとは |
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クラフトマン、ジョン・スミスのアイアンワーク |
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- 重厚感がありハンマーの跡、先端のシェイプ、リーフやネジリの造形等が特徴的なこのアイアンワークは、クラフトマンたちの永年培った技術とハンマーやアンビル(金床)などの伝統的な道具によって、ハンマーの音色と共に様々な形に変化していきます。流行に左右されることのない、実用的で美しい手作りのアイアンワークは、小さなフック1つをとっても、高価な製品と同じだけの技術と気配りをもって作られています。産業革命以降の技術である溶接は目に触れる場所には使わず、つなぎ目のほとんどはリベット留めになっており、取り付けネジの必要な製品には伝統的なピラミッドヘッドスクリューが付属しています。すばらしい手仕事のカナダ製のアイアンワークは、歴史を今日に伝え、多くの家や部屋を彩り、何世代にもわたって使い続けられていくうちにすばらしいアンティークになるでしょう
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仕上げとお手入れ
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- 伝統的スタイルを忠実に守るこのアイアンワークは、仕上げの際に黒ペイントをする事なく、鉄を再び熱し表面に酸化物を作る過程で、表面を灰色から青みがかった深い黒色に変化させます。鉄は、260℃あたりの温度で深い色に変化しますが、そのときどきの手作業の環境によってほんのりと青かったり、茶色みがかっていたりなど様々です。酸化物(四酸化三鉄)により表面はある程度安定しますが、錆を防ぐため更にクリアーアクリルポリッシュで仕上げています。この仕上げは、屋内で使用するには充分な仕上げで、オイルやワックスなどで簡単にメインテナンスできます。また、屋外やバスルームなど湿気の多い場所で使う製品は、クリアラッカー仕上げになっており、錆びにくくなっています。それでも、長い間、屋外や湿気のある所で使用していた場合、鉄の錆が出てきます。それもまた自然な風合いで雰囲気が出てくることと思います。しかし、気になる場合には、ワックスなどで日々のメインテナンスをするか、クリアー塗料などを少々厚く塗装をして錆びを防ぐことをお勧めします。きれいな状態を維持することができます。
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